「鏡月君、まだ気分が悪いかい?」 未だ顔色の優れない誠に聖二が思い出したように声をかける。 「当たり前だ、そんな直ぐに良くなるかよ」 気分が優れないことも手伝って普段よりもぶっきらぼうな様子で返事をする。 「だろうね、保健室で休んだら?仲野君、案内してあ ... もっと読む

体が、乾燥したようにぴりぴりする。 晶は、初めて感じる強大な力に若干の恐怖を感じながらも、満足げに微笑んでいた。 けたたましいブザー音を鳴り響かせる『はかるくん(β)』は、エラーの表示を紅く点滅させている。しかし、今までは測定器をいくつも壊してきた力の持 ... もっと読む

「じゃあ、早速始めるから。」 右手と頭に装置を装着した誠を椅子に座らせて聖二は手元の紙を見た。 「今日行う測定のやり方は、今から言う質問に答えて貰って、脈拍や脳波から調べる方法だから」 「質問? なんだそれは?」 病院ではやっていないことなのか、誠は少し ... もっと読む

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