「おい、晶。総合生徒会からの呼び出し放送なんだよ。この間の爆発の他にまた何かやった訳?」
昼休みの1C、放送を聞いた級友が晶の座っている席へと近付いて来る。
「そのことはもう罰則決まったはずだけど。何で呼ばれたかなあ、俺等」
昼食のサンドイッチに噛り付きながら答える。
正直な話、呼ばれる心当たりはいくつか無い訳ではないが、放送で呼ばれる程大層な事でもない。
「まあ、総合生徒会のことだ、面倒なことでも押し付けて来るんだろうな。なあ、真也。…真也!?おい!」
口に含んだサンドイッチを牛乳で流し込んだ後、一緒に昼食をしていた真也へと話かけるが、すぐに返事が返って来ない。
どうしたのだろうと彼のいる方へ視線を向けてみると、虚ろな瞳で床をじっと見つめていた。
「大丈夫か!真也!」
慌てて肩を揺すってみるが反応がない。
次の瞬間真也の瞼が閉じられたかと思うと、彼は床に倒れ込んだ。
心なしか熱も高い気がする。
「退院してすぐなのに無理したから。いや、俺がさせたのか。なあ、俺達保健室行くわ。場合によってはそのま保健室にいるか、寮に帰るかもしれない。総合生徒会来たら伝えといて」
真也を背中に背負いながら級友へ頼む。
「了解、下手したら救急車じゃないか?とにかくお大事に」
級友の声を聞きながら廊下を急いで走る。とはいっても人を背負っているせいでそんなにスピードを出す事が出来ないが。


再度総合生徒会からの自分達に対する放送が聞こえたが、そんな事に構っている余裕はなかった。