科学室に向かう廊下に誠と夕火は二人で歩いていた。
「わりぃな。文化祭の準備の中、急に呼び出してよ。」
「いや、別に。気にしなくてもいい。
俺がやれることは少ないしな。」
「なら良かったけど。」
「それより、俺に用って?」
「ああ、聖二が誠の能力がどれくらいなのか調べたいらしっくてよ。」
「能力って…」
夕火の話を聞いて誠は僅かに嫌そうな顔をして立ち止まった。
「今更、能力を調べるって…」
「ああ、測定器なら大丈夫。
科学工作部がかなり改造した機械で調べるからそっとやちょっとで壊れねぇだろ。」
「いや…だからと言って…」
「あーもう、こんな所で立ち止まっても無理矢理連れて行くからな。」
「お、おい!!」
誠の腕を掴みそのまま引っ張り出し、結局いくことになった。


「聖二ー、誠連れてきたぜ。」
科学室に着き中に入ったら聖二の他に少年がいた。
少年は機械の調整をしていたようだ。
聖二は少年の横でその様子を見ていたが誠達が入ってきたのに気付いて顔を上げた
「ああ、ご苦労様。
後、いらしゃい鏡月君。」
「この前はどうも。」
「夕火から話は聞いていると思うけど、今日は鏡月君の能力をもう一度調べるために呼んだんだ。」
「ああ、話は聞いたが…」
「まぁ、そんなに緊張しないで。
後、後ろの子は紺野晶君機械の操作が分からないから来てもらったたんだ。
だからさ---始めようか。」


始める起こりは沈黙に


(準備はOKですよ。)