カテゴリ: 本編

科学室に向かう廊下に誠と夕火は二人で歩いていた。 「わりぃな。文化祭の準備の中、急に呼び出してよ。」 「いや、別に。気にしなくてもいい。 俺がやれることは少ないしな。」 「なら良かったけど。」 「それより、俺に用って?」 「ああ、聖二が誠の能力がどれくら ... もっと読む

電気も点けず、暗い科学工作部の戸が開かれ、一人の青年が部屋へ入った。 「うわあ、何この暗い部屋。電気くらい点ければ良いのに。ねえ、紺野晶君」 戸のすぐ脇にある電気のスイッチを押しながら部屋の中にいる青年へと声をかける。 「総合生徒会の人ですね、昼休み行け ... もっと読む

「あれ、誰もいない」 談話室は、照明はついていたものの、綺麗に片付けられいて、誰かがいた形跡はなかった。 なにかの音を聞き間違えたのだろうか。 恐怖とはまた違う、嫌な感覚に襲われ、真也は照明を消すと病室まで振り返らずに戻った。 こんな時なのに、口を覆う ... もっと読む

学校の屋上にて酒谷は佇んでいた 耳には青いイヤホン ただけして音楽を聞いている と、いう訳ではない 耳に付けているイヤホンからは戸惑った様な声が聞こえている 「やっぱりバレてたか」 つまりは盗聴機を聞いていた訳で それを聞きながらクスリと笑う ( ... もっと読む

誠が病院に行った次の日の朝。 一限目が始まるチャイムが鳴っている中、総合生徒会室は重苦しい雰囲気になっていた。教室には聖二の他に二人いた。一人は私服を着ていたが、腕に腕章が着けている茶髪の女性と制服を着ている男子生徒だった。 聖二はソファに座らせている生 ... もっと読む

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