カテゴリ:本編 > 本編(リオ)

電気も点けず、暗い科学工作部の戸が開かれ、一人の青年が部屋へ入った。 「うわあ、何この暗い部屋。電気くらい点ければ良いのに。ねえ、紺野晶君」 戸のすぐ脇にある電気のスイッチを押しながら部屋の中にいる青年へと声をかける。 「総合生徒会の人ですね、昼休み行け ... もっと読む

夜のナースセンターで休憩中の看護師達が話している。 「ねえ、この間退院した子、また来ちゃったわね。それにこの前入院して来たやたらキレイな男の子、あの子も帝南でしょ」 ここまで言葉を紡ぎ、手元にあったお茶を飲む。 すると違う看護師が 「何かあったんでしょう ... もっと読む

「おい、晶。総合生徒会からの呼び出し放送なんだよ。この間の爆発の他にまた何かやった訳?」 昼休みの1C、放送を聞いた級友が晶の座っている席へと近付いて来る。 「そのことはもう罰則決まったはずだけど。何で呼ばれたかなあ、俺等」 昼食のサンドイッチに噛り付きな ... もっと読む

空の青が妙に目を刺す。 口付けをされたせいか口の渇きがやたらと気になる気がして、優は制服のポケットからセロファンに包まれた飴を取り出し、口の中へ放り込んだ。 「甘ったるい…」 自分は甘党のはずなのに、なぜ今日は飴の甘さが煩わしく感じられるのだろうか。 ち ... もっと読む

部室へと向かう廊下を、四人の男子生徒が歩いている。 高等部の青年が二人、中等部の少年が二人。 「先輩、何でおれ達まで荷物運ばなきゃいけないんですか」 むすっとした表情で秀が言う。 彼の両手には数体の人形が抱えられている。 「悪いね、お礼に何かおごるから ... もっと読む

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